MAINTENANCE
煙道清掃を習慣にする
道具、素材、文化を理解するための8deco Journal。
汚れは少しずつ蓄積する
煙道には煙の水分、ヤニ、細かな灰が付着します。一回の使用では問題がなくても、清掃をせずに重ねると吸い込みが重くなり、臭いが残りやすくなります。毎回の簡単な清掃と、一定期間ごとの丁寧な清掃を分けて考えます。
使用後すぐは接合部が熱で膨張している場合があります。無理にステムを外さず、十分に冷めてから作業します。
毎回行うこと
灰と残り葉を取り出し、乾いたモールを吸口から煙道へ通します。モールが強く引っかかる場合は、無理に押し込まず、向きを変えるか細いものを使います。吸口の外側は柔らかい布で拭き、唾液や汚れを残さないようにします。
清掃後は通気のあるスタンドへ置き、内部の湿気を抜きます。
ブラシが必要な場面
モールだけで落ちない付着物には、シャンクブラシを使います。8decoのカタログでは、硬めの毛を持つ再使用可能なブラシが紹介されています。ブラシ径が煙道やモーティスに合うことを確認し、木部を傷めるほど強くこすらないようにします。
洗浄液を用いる場合は、素材への影響を確認し、外装や接着部へ広がらないよう少量で作業します。
リーマーの役割
シャンクリーマーは、通常のモールやブラシで除去できない固い詰まりに使用する工具です。カタログには3.5mmと4.0mmが紹介されています。煙道より太い工具を無理に入れると損傷につながるため、寸法を確認します。
回転させる際は力をかけすぎず、削りくずを少しずつ取り出します。
清掃も道具を育てる時間
手入れは面倒な後処理ではなく、道具の状態を知る時間です。接合部の緩み、表面の変化、煙道の抵抗を定期的に確認することで、大きな不具合の前に気づけます。
美しいスタンドや専用工具を用意することは、清掃を習慣化するきっかけにもなります。
